CROSS TALK

若手社員座談会

仕事のやりがい、魅力
若手社員座談会で
リアルな本音を語る。

Cross Talk

伊藤組の土木部、建築部に所属する入社2年から6年目の若手社員たち。普段はそれぞれ異なる現場で日々の業務にひたむきに取り組む4名に集まってもらい、仕事のやりがいや魅力、大変に感じること、今後の目標などリアルな声を聞いてみました。

01志望動機について

REASON

01.入社前に会社見学に参加、地元企業の伊藤組へ

本日は、土木部、建築部に所属する若手社員の皆さんに、現在の仕事内容、やりがいなどについてお聞きできればと思います。早速ですが、伊藤組に入社した動機やきっかけについて、また実際に入社してみてどうでしたか?

Inoue:
僕は新発田市に住んでいることもあり、通勤は近場が良かったので地元の伊藤組に。建築系の専門学校に通っていたので建設業への進路を希望していました。入社から今まで現場も近いところが多いですね。

Shibuya:
入社した理由は高校の先生に伊藤組を勧められたことがきっかけです。伊藤組のインターンシップや会社見学に参加してみて、いいなと思いました。その時の印象で先輩方がみんな優しくいい人で、話しやすくて、空気感もよかった。そんな感じです。

Ohuchi:
地元の高校の土木科に進学したのですが、就職先を決めるにあたって、家から近く通いやすい会社を希望していたので、その点も良かったですね。元々、僕は重機に乗って作業をしたかったんですけど、会社見学に参加してみて施工管理もいいなと思い、土木の施工管理を担当しています。

Shirose:
僕は土木科の先生に勧められて伊藤組を志望しました。入社してからの印象は、上司や先輩方の人柄が良く、20歳以上も年上の方に対しても気軽に話しかけられるという環境、空気感があると思いました。緊張して入社した自分の気持ちをほぐしてくれましたね。

今、渋谷さんから職場体験やインターンシップという話が出ましたが、ほかの皆さんも伊藤組のインターンシップなどに参加しましたか?

Ohuchi:
応募前見学といって、就職試験前に見学できる機会があったので、それには参加しましたね。

Shirose:
僕も同じく、面接前に応募前見学に参加しました。

実際にそこでどんな体験ができるんですか?

Ohuchi:
現場見学ですね。その見学で楽しそうだなと思いました。

Shirose:
僕も同じく、楽しそうだなと思いましたね。

Inoue:
僕は職場体験ではなく、会社説明会や見学会に参加しました。

02入社後のギャップ

GAP AFTER

02.働きやすい環境の中で仕事に対する新たな発見も

そのインターンシップや見学会などの参加を通して、入社の前後でギャップは感じましたか?

Shibuya:
ギャップは、特にはないですね。僕が参加した会社見学で感じた雰囲気そのままでしたね。

Inoue:
希望して入社した建設業界ではありますが、具体的にどんな仕事をするのか分かっていなかった部分もあって。でも、入社して思ったことは意外と力仕事があるなと(笑)。体力を使いますね。

Shirose:
僕は現場のトイレが思った以上にきれいだと感じましたね。仮設なんですけど、家でも使っているような環境だなと。例えば、洋式トイレだったり、エアコンがついていたり、過ごしやすく、すごく良い環境が整っているなと思いましたね。

Ohuchi:
僕は正直、仕事に対してちょっとなめていた部分があって。そこまで大変な仕事内容ではないと思っていたのですが、思った以上に責任感も必要で…。なめてましたね(笑)。

最初はそのギャップに戸惑うこともあったのですね。今ではどう感じていますか?

Ohuchi:
少しずつ経験も積み重ねてますし、上司や先輩の仕事ぶりをみて少しずつ自分にも責任感がついてきていると思っています(笑)
(ギャップは)解消されているんじゃないでしょうか。

03普段の業務内容

BUSINESS
CONTENT

03.現場が円滑に進むように、さまざまな作業を担当

現在の仕事の業務内容について教えてください。

Shirose:
土木現場の管理ですね。事務所内での処理作業もありますし、実際に現場に出て、現場の作業員の皆さんがスムーズに仕事ができるように、例えば位置とか高さとかの工事の目標を出して、それに沿って作業できるように事前準備をします。現場の安全管理、工程管理、材料管理の業務も行っています。協力業者の皆さんが気持ちよく仕事ができないと現場は成功しないので、とにかく安全第一で。そして仲良く、楽しく作業できるようにと心がけています。

Inoue:
同じく、僕は建築物の施工管理です。協力業者の方を呼んで打ち合わせをしたり、作業日程を調整したり、あと現場では写真を撮ったりといった内容です。大がかりな工事がない時は社内で事務作業をしたり、伊藤組が携わった建築物の修繕や改修工事なども行っています。また次の工事が決まれば、それに向けて動き始める感じですね。

Shibuya:
自分も同じく建築物の施工管理をしています。例えば、新発田市内の食品工場での工事でコンクリートの打設をしたり、打ち出しをしたりと現場の職人さんが作業しやすいように事前準備をしています。

Ohuchi:
僕も一緒で、業務内容は土木の施工管理になります。細かな作業内容は現場によって異なってきますが、原価管理などの業務もあります。

皆さん、作業内容がかなり幅広く、現場や経験に応じて、徐々に新しい業務に取り組んでいるのですね。そして現場の協力業者の皆さんとのコミュニケーションも重要であるとよく理解できました。

04仕事のやりがい

REWARDING

04.完成した現場を目前に大きなやりがい、達成感も

仕事のやりがいやこれまでで一番印象に残っている現場について教えてください。

Ohuchi:
去年、一人で現場を動かしたことです。先輩にサポートに入ってもらうこともありましたが、やはり大変でした。それでも終わったときは達成感がありましたね。そこで感じたのは、僕たちの仕事はやり終えた後の達成感だとか、やりがいだとかが大きい仕事なのかなと感じます。

Shirose:
僕が入社した年に新発田市内の道路工事に携わったのですが、それが一番印象に残っています。その時は何も分からない状態で現場に入り、結局のところ最後まで深くは分からなかったのですが…。それでも道路が出来上がって、今でも通ると「あぁ、懐かしいなぁ」と思いますね。その時の辛かったこととか、面白かったこととか、それがやりがいを感じる瞬間ですね。形に残るのがすごい。僕たちの仕事は形に残るものなので、それが一番ですね。

Shibuya:
新発田市の水道局が管理するポンプ場での工事が印象に残っています。屋上に防水シートを貼る工事だったのですが、そのときは一人で最初から最後まで工事の工程の写真撮影をして、それらを資料としてまとめました。その時は何百枚も撮影しましたね。その資料を上司に提出した際に「上手に写真が撮れていて、うまくまとめられているね」と声を掛けてもらえたことで、達成感を感じました。

05今後の目標

OBJECTIVE

05.施工管理の資格を取得し、現場を一人で動かしたい

これから会社でどのように成長していきたいですか?

Ohuchi:
まずは1級土木施工管理技士の資格を取得して、ちゃんと一人で最初から最後まで現場を動かせるような技術者になりたいです。仕事と資格取得の勉強の両立は大変だと思いますが…がんばるしかないですね。

Shirose:
僕も資格を取得して、今一緒に仕事をしてくださっている2人の上司のようになりたいですね。仕事だけでなく、人間性でも尊敬しかないですね。今年は1級、2級と両方の土木施工管理技士の試験を受けるので、勉強の量が膨大になりますが…やるしかないです(笑)。

Inoue:
僕も同じくですけど、資格取得を目指していますね。今年は1級建築施工管理技士の二次試験があるので、それに向けてがんばりたいです。あといずれ、自分が上に立つ立場になったときに後輩に教えられるような存在なりたいですね。

Shibuya:
自分も同じです。今年、1級建築施工管理技士の一次試験を受けられるのでそれを受けて、ゆくゆくは現場を一人で任せてもらえるようになりたいですね。

Inoue:
仕事を通して日々感じることは、建設系の専門の学校を卒業しても学校で習った内容と現場での仕事内容がまるで違うので大変は大変です。でも、それはどの仕事にも共通することだと思います。
それでも現場の全作業が終わった後、達成感が大きいところがこの仕事の魅力だと感じます。この先もきっと形として残るものだし、ほかの仕事にはないんじゃないでしょうか。例えば将来、自分に子どもが生まれて自分が携わった現場を見せて、「これつくったんだよ」って言えたらかっこいいなと思いますね。

この座談会を通して、毎日の業務はもちろんですが、資格取得にも向けた皆さんの前向きな思いが伝わってきました。道路やダム、公共施設建物といったスケールの大きなものづくりに携わっている皆さんが大変な思いをしただけ、達成感も大きいのですね。お忙しい中、ありがとうございました。