中堅として
後輩に伝える立場へ。
行動で示せる技術者を目指す
T.Ito
Interview #02
Interview 01
建設業界に興味を持ったきっかけは?
最初はそこまで建設業界に興味があったわけではないのですが、子どもの頃からプラモデルやパズル、工作のように手を動かしてものを作ることは好きでしたね。その流れもあって学生時代に建築について学びました。就職を考えたときに、伊藤組は新発田市を中心にまちの主要な建設物を建築している会社だと知り、地元に貢献する仕事ができると思ったので、入社したいと思いました。
Interview 02
「入社してよかった」と感じていることは何ですか?
自宅から現場まで近隣の場合が多く、子育てや育児の時間が確保しやすい点です。今年の春に子どもが生まれた時、1カ月の育休を取得しました。育休期間はとにかく大変でした。朝は上の子どもたちの小学校と保育園の準備から始まり、保育園の送迎の後は下の子の面倒を見たり…。気付けばあっという間に夕方に。一日で何をしたかと聞かれてもよく分からないような(笑)。この経験で産後の女性の大変さを改めて実感しましたし、奥さんの気持ちを理解することができました。この育休で私が経験できたことは良いことも悪いことも含め、社内で伝えていきたい。率先的に誰かが育休を取得すれば他の社員も取得しすいのかなと。また、育休の際は仕事の引き継ぎが難しいとも感じました。1から10まですべて伝えるのは難しいこともありますが、社員が同じベクトルに向かうことが大切だと思いましたね。
Interview 03
仕事内容を教えてください
作業内容は多岐にわたりますが、建築部門の現場管理、現場代理人です。建築物を限られた期間内に完成に向けて間に合わせることが一番大変だと感じます。協力業者の皆さんへの作業の説明や材料の手配など、納期の間に段取りやスケジュールを考え、成果物を納品することが私たちの役割。でもやはりその日の天候に左右され、日々の業務が上手く進まないことも。それでも納期の期間は変わらないので、そこをどのように調整していくかという点で日程の調整の難しさを痛感していますね。
Interview 04
これまで一番印象に残っている現場は?
全員の力で工夫して期日を守ることができた現場です。新発田市の東小学校の建築に携わった際は、約1年半という長期の現場だったこともあり、思い出深いですね。完成した時は特にうれしかったことを記憶しています。どの建物も周りに足場を組むのですが、それが解体されて建物の姿が見えてきたとき、やっとここまできたかという安堵の気持ちと達成感が込み上げてきます。工事中、小学生からは生意気な感じで声をかけられたりもしましたけど(笑)、やっぱりみんなかわいかったですね。
Interview 05
仕事のやりがいを教えてください
この仕事は何もないところからがスタート。現場に関わるスタッフには言葉よりも絵の方が伝わりやすいと思うので、与えられた設計図をもとに工程管理や施工管理を行うように心掛けています。その工程を経て、「見えていないものがカタチとなって見えてきたとき」がものづくりの醍醐味だと感じています。現場に携わる人数が多い分、作業工程で皆さんが心の中で感じることはさまざまだと思います。ですが、現場に関わるスタッフたちとの会話や交流を意識して、その建物を使う方を第一に考慮したやり方を模索しながら作業方法を提案しています。
Interview 06
社内の雰囲気やコミュニケーションについて
弊社のどの部署においても、社是の通り「和」のある、和気あいあいとした明るく話しやすい環境だと感じています。私たちの仕事はひとりでできる作業ではなく、チームでやる仕事なので、現場での会話は特に重要です。そういった意味でもやはりコミュニケーションが一番だと思いますね。私自身も相手が話しやすい空気を作ったり、自分から相手に話しかけることを心掛け、常にコミュニケーションを大切にしています。
Interview 07
これから会社でどのように成長していきたいですか?
年齢的にも中堅のため、若手社員たちのお手本になりたいですね。今まで自分がやってきたことが正しいとは思わないのですが、良い意味で反面教師になれたらいいのかなと感じています。私も今まで先輩たちにたくさんのことを教えてもらいました。会社でどのような人になりたいのかというのは後輩たちが選んでくれたらと思います。建物の完成に至るまでのやり方はみんなそれぞれの考え方などで異なるし、私みたいなやり方が合うという人もいれば、違うやり方が合うというのでも良い。試行錯誤する姿も含め、後輩たちに向けて行動や発言力で示せるような技術者になりたいです。
HOLIDAY
趣味、休日の過ごし方
休日は子どもと公園や買い物に出かけます。友達のSNSを参考にしたり、自分で調べたりして、県内外問わず、楽しそうな公園を見つけては家族でドライブがてら遊びに行っています。福島県にあるポケモンをモチーフにした公園に出かけたこともありますよ。ほかにも週に1、2回、行ける時に趣味のフットサルを楽しんでいます。
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