業界の先を見据え
デジタル活用を展開し、
優良工事として表彰経験も
C.Wakatsuki
Interview #01
Interview 01
建設業界に興味を持ったきっかけは?
元々、祖父も建設業に勤めていたこともあり、私自身も同じ建設の仕事をしたいという思いが生まれたのだと思います。はっきりとは覚えていませんが、当時、祖父は私が住んでいた地域の会社に勤めていました。小学校の頃の作文にも「地域の道路を直したい」と書いていたんですよね。そのような思いもあって、高校の土木科に進学をしたという経緯があります。伊藤組は以前から知っていて、父からの勧めもあり入社を決めました。
Interview 02
「入社してよかった」と感じていることは何ですか?
年間休日数や有休が取りやすく、福利厚生が充実しているところです。現場が忙しいときは休むのが難しいのですが、仕事が落ち着いている期間は有休が取りやすいと思います。現在は完全週休二日制になったので、土日などの週末は趣味の時間に使えるようになりました。夏は大型バイクに乗って県外に出かけたり、冬は近場の胎内や南魚沼・八海山まで足を運んでスノーボードを楽しんでいます。弊社の営業部の方と一緒にバイクで出かけることもありますよ。
Interview 03
仕事内容を教えてください
弊社は元請けがメインなので、私の業務内容は発注者への対応や現場スタッフの作業確認などの施工管理、施工指導などが中心です。その日にやることを毎朝頭の中でイメージして作業をスタートさせています。私自身は元々測量の専門学校を卒業しているので、測量系は得意というか好きですね。どういう風に組み立てると、どうなるのかとイメージをしながら一週間先、二週間先とか、一カ月先…というのをイメージしながら作業するのが楽しいです。イメージをせずに行き当たりばったりだと、必ずどこかで詰まってしまうので常に先々を見ながら作業しています。もちろん、辛いときも色々ありますけど大変と思うことはなく、楽しさの方が多いかなと思います。
当日の協力業者と朝礼及び作業前ミーティング
現場内の掲示板や看板類の点検
現場作業上における安全施設点検(バリケード等)
写真撮影や・測量などの作業
協力業者職長と打合せ(資材手配等)
現場内の掲示板や看板類の点検
現場作業上における安全施設点検(バリケード等)
写真撮影や・測量などの作業
当日の写真整理・翌日の現場管理資料作成・発注者との協議資料作成
Interview 04
これまで一番印象に残っている現場は?
2018年に国土交通省北陸地方整備局の優良工事として穴沢砂防堰堤工事で事務所長表彰を、翌2019年に優良工事、優良建設技術者の2部門で表彰をいただいた六郷堰堤浸透対策工事です。穴沢砂防堰堤工事のときは一つの工事で2つのダムを作らなければならず、春にスタートして冬の納期を目指したのできつかったのですが、上手く同時進行できたのが評価につながったと思います。そのときも頭の中だけだとイメージできないので、ノートや手帳にその日何をしたか、反省点などを必ず記録するようにしていました。誰にも見せられない手帳ですが(笑)、それを書くことで次につなげられます。また、六郷堤防浸透対策工事では現場付近の地域の方に工事の目的を知ってもらうために、現場見学会を実施しました。地域の生活道路を規制しながらの作業が必要だったこともあり、皆さんに理解を深めてもらえたのが良かったと思います。また、その際に若手担い手の確保の意味も考え、私の提案で母校の土木科の生徒にも現場見学会を手伝ってもらいました。そのときにいた生徒がうちに2人入社してくれ、ありがたいことだなと感じましたね。
Interview 05
仕事のやりがいを教えてください
苦心して完成した現場が地図に反映され、「世界地図に彫刻している」ということにやりがいを感じますね。例えばグーグルマップなどを見て、自分が担当した現場が地図に反映されていると思うと、すごくかっこいいことだなって。今の土木構造物は100年対応なので、自分が生きている間は地図に残ります。大体、1年に1つか2つの現場を担当しているので、今までに20くらいは地図に彫刻してきたと思います。建設業界の仕事は、自分の力で世界地図に刻めることが魅力ですね。
Interview 06
社内の雰囲気やコミュニケーションについて
後輩から相談を受けることも、私も分からないことがあれば先輩に聞くこともあります。私が入社した頃から先輩に話しやすい社風でしたね。例えば同じ現場に2人で配属された際は、昼食を一緒に食べに行くことも。その現場の近くを調べて、後輩に「ラーメン食べに行こうぜ」って誘って食べに行くこともよくありますね。仕事で辛いときもあるので、お昼ごはんにおいしいものを食べて頑張ろうという意味もあるんですけどね。そういう時間が必要に感じます。
Interview 07
これから会社でどのように成長していきたいですか?
現在、建設業界にもデジタルを取り入れたICT活用工事が増えてきています。2019年に優良工事、優良建設技術者として表彰をいただいた六郷堰堤浸透対策工事の際に取り入れたのが最初です。ICT活用工事は独学で学びました。いざやってみるとかなり難しく感じましたが、それをやることで次の現場が楽になるので、今担当している現場でも3次元設計データを自身で作成しています。図面を3次元で表すことによって2次元では見えない部分はたくさんあります。例えば、現場での工事だと「丁張り(ちょうはり)」という作業があるのですが、それが不要になるのと同時に、機械の通りに動かせば、効率よくその通りにできるという利便性があります。この先もデジタル活用がさらに進んで先にやっていた方が有利になると思うので、それに対応できるように力をつけていきたいですね。
私たちは様々なデジタルツールを駆使して効率化を図り、より短い時間、人数で従来と同様の質・量の仕事をこなすことを目指しています。会社全体で建設DXに取り組み、生産性向上を実現するため、1人当たりの労働時間数を減らす『時短』と、少ない人手でも現場を効率的に管理する『省人化』の両方を積極的に進めています。
HOLIDAY
趣味、休日の過ごし方
夏になると休みの日は大型バイクに乗って出かけることもあります。最近だとひとりで福島・喜多方の某有名店にラーメンを食べに行きました。家からだとバイクで2時間半もかからないくらいで着きましたね。以前、営業部の方とも一緒にツーリングに行ったこともあります。
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